せのあにえっせい*娯楽施設の清掃体験談

娯楽施設の清掃体験談せのあにえっせい

こんにちは。せのあに*Pです。

実は昔、せのあにのとあるウサギは、とある娯楽施設で清掃のバイトをしていました。
すごく短時間の仕事なのに、わりと地獄でおもしろかったので←
ちょこっと書いてみたいと思います。

どんな娯楽施設だったのかは、ナイショなのです(ヒント:URL

なんで娯楽施設の清掃を始めたの?

昔ひきこもりだったPは、ある時ハローワークに強制連行されて、泣きながら求職をしていました。←

Pが連行されたハローワークには2種類の窓口があって、
フルタイムなどの普通のバイト情報を取り扱う窓口と、
子育て中のお母さんなどが自由の効く時間で仕事するための短時間バイト情報を扱う窓口がありました。

Pは子育てなどしていないけど、短時間バイトの窓口へ直行((
受付の優しいお姉さんが優しく仕事を紹介してくれる中、泣きながら見つけたのが『朝2時間の娯楽施設清掃』。
清掃なら接客もないだろうし、時間も2時間なら、もしかしたら続けられるんじゃないか…という小さな希望を抱いて(というかそこ以外もう募集が無くて)
受付の人に連絡してもらい、面接を受けることになりました。

娯楽施設の清掃面せ…つ?

後日、自分のケータイに担当者さんから連絡が来て
「〇日〇時に娯楽施設横の駐車場に来てください」と指定されました。

当日、指定された場所に行ってみると
社用車って感じのグレーの車と、担当さんが。
なんと面接の場所は車の中でした。

何日から入れるか、どんな仕事をするかを口頭で簡単に説明されただけで終了。
『面接』と聞いてイメージする、質疑応答とかは一切ありませんでした。
始めてのバイト面接だったので、拍子抜けして「え、もう働いていいんですか?」と逆に聞いてしまいました。←

娯楽施設の清掃は超ハード

キッカケの話はこれくらいにして、問題の仕事内容の話をしたいと思います。

たった2時間の清掃でしょ?と思われるかもしれませんが、
作業量が異次元でした。

ザックリ説明すると、娯楽施設の清掃は4種類に分かれていて
掃除機・トイレ・遊技コーナーA・遊技コーナーB
この4種を1日8人で(1店舗)清掃していきます。

お店が開店するまえに、前日に積もり積もったゴミ(娯楽施設なのでヨゴレは酷め)を
たったの2時間で清掃しきらないといけないので、8人でちょうどいいかなという感じです。

それが、人手不足で7人~4人しか毎日集まりませんでした←

遊技コーナーにある機械は、どれも見栄えの良いキラキラした機械で
どこもかしこも指紋だらけ、ホコリまみれです(毎日)。
そして1店舗に全部で640台の機械があり、
遊技コーナーA・B担当は8人の内5人なので、1人あたり128台を綺麗にしなきゃいけませんでした。
加えて、機械の掃除だけじゃなく、床のモップがけやその他の仕事もあったので
大体はじめの1時間以内に、128台を掃除しなければいけませんでした。

それが人手不足で、1人が負担する台数が増えて…
最悪の4人の時なんかは、1人で320台を1時間で掃除しきらないといけません。

もう、スポーツの世界でした。
いかに素早く全身を動かして、指紋をひとつ残らずふき取るか、毎日が『失敗できない本番試合』のよう。
(指紋が少しでも残ってると厳しく(会社が)怒られるのです)
細かく言うと、320台を1時間で拭き終わらないといけないため、1台あたり11秒ぐらいで拭ききらないといけません。
機械の大きさは、一般成人女性より一回り大きいくらい。
機械の形が複雑なので、その形に添って濡れ拭きと乾拭きをしなければいけません。

掃除機担当やトイレ担当も、尋常じゃない仕事量でした。
掃除機はそもそも、動作的につらいものがあり
4人の時はたった1人で1店舗全ての掃除機をかけなければいけなかったので、皆『掃除機狂』って感じの動きでした。(掃除機狂とは
トイレ担当はトイレ掃除だけじゃなく、窓ふきやモップ洗いなどの細かな雑用全部担当だったので、タスク量的に一番難しいところでした。Pはトイレが一番苦手だった…((

いずれ死人が出るぞと本気で思うような、短時間清掃バイトでした。

でも、毎日が戦争で、鍛え上げられた精鋭部隊のメンバーと一緒に戦ってるみたいで、ちょっとおもしろかったのです←

おわりに

他の清掃のバイトをしたことがないのでわからないですが、他のとこもみんなあんな感じなのかな…←

一概には言えませんが、短時間だから楽そう~とバイトを始めてみたら、腰を粉砕するかもしれないので、気を付けてくださいね((

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