
こんにちは。せのあにこと世界のアニマル、うさぎのぴょいんです!
突然ですが、『描くのが苦手な絵』ってありますか?
「背景を描くのが苦手だな」とか、「動物は難しくて描けない」とか・・・。
ぴょいんはといいますと、建物や機械を描くのが大の苦手です。
一糸乱れず並んでいる直線を見ているとメマイがしてきます←
センヒキなど、製図用の道具を使うのが大嫌いで
人や植物などの自由な曲線を描いていたいのです(*´= =`*)((
苦手なものなんか、描いても気分が悪いだけ!
と思ってしまいそうなものですが、
『嫌い』という気持ちも、意識の仕方次第で絵の上達に利用できるかもしれません。
苦手の利点
嫌いなものほど頭に残る
ぴょいんの頭は悲しいもので、嫌なことほどよく覚えています(;= =)
今日見かけたカワイイ野良猫より、何年も前に見かけたデカイ蜘蛛の気持ち悪さの方が鮮明に思い出せます(←
苦手なものって思い出すのも苦痛で、なんでわざわざ覚えてるんだろうと嫌な気持ちになりますが、
実は絵を描く際には、結構役に立つ気持ちなのかもしれません。
ぴょいんは昔、車の模写をしたことがあるのですが・・・
車も機械と同じジャンルだと思っているので、苦手意識バリバリ。
(いつもなら絶対描かないけど、依頼者に『20年乗った思い入れのある車だからどうしても描いて欲しい!』と頼まれてしまい、仕方なく描くことに・・・←)
車体から、ライトにタイヤに内装まで、全体的にもう嫌いでたまらないんですけど、
(車というモノが嫌いなのではなく、絵として描くときのラインの配列?のようなものが嫌い←)
中でも一番描きたくないと思っていたのが、車のグリル。
車にも色々な形のグリルがあると思いますが、
大体が『びっしり美しく等間隔で並ぶ網目模様(通気口)』です。
も~~『そこだけは描きたくなかった』という気持ちが今でもありありと思い出せます←
それでも、依頼人さんの愛着パワーで、なんとか挑戦はしました。
そしたらイヤでイヤでイヤすぎて、
「なんで格子がこんなにいっぱいあるんだ~~」
「あぁ~この1ミリずつの間隔がイヤだ~~」
「なんでこんな所にツヤがあるんだ~」
「こんな所にできる影まで憎い~!」
・・・あれ?

めっちゃ鮮明に覚えてる。
どうやら、嫌な気持ちによって深く記憶に刻まれているようなのです。(トラウマ?←

この状態を、逆に利用してしまえばよいのでは?(ニヤリ
苦手意識が鮮明に認識させてくれるので、
キライなものでも必要なものならば、とりあえず「嫌いだーー!!」と叫びながら、描いてみて下さい(笑
もしかしたら、苦手なものほど人一倍描けるようになるかも?
嫌いだから触れない!はNG
一番よくないのが、『大嫌いだから認識しない』ということだと思います。
『好きの反対は無関心』という話を聞いたことがありませんか?
『相手に嫌われるより、無関心で存在を認識されないほうが辛い』みたいな。
無関心の方が残酷だ、という状況が絵の上達にも関係しているかもしれません。
好きでも嫌いでもない『無関心』のままだと、まったく記憶に残らないで上達の機会を逃してしまう可能性があります。
苦手だからこそ、特に頭に残ってくれるので、練習にもってこいかもしれませんね(*´= =)

だからといってもぴょいんのように、
『キライだから全部忘れてやる!』と無かったことにしてしまうと、
せっかくの苦労が水の泡になってしまうので注意が必要です。(←
『嫌い』というありがたい機能
好きとか嫌いとかの感情って、そもそも生きるために必要な仕組みだったんですよね。
嫌なことや怖いことを強く記憶に残して、危険を回避するために
ネガティブな感情があるんじゃないでしょうか。
某巨人漫画の『駆逐してやる!』というやつですね((
だから本来、実は『マイナスの感情』なんかではないのでは・・・?
何かを好きになるのと同じぐらい、重要でありがたい機能なんじゃないかな、などと思いました。
むしろ、嫌いなジャンル=そのジャンルを認識する脳みその発達が未熟なのかもしれないから、
積極的に訓練して、苦手克服に努めたほうが良かったり・・・?
嫌いだから『やってはいけない』、『避けたほうがいい』というよりかは、
どうせだから利用して、更なる絵の成長の足しにしてしまえばいいんじゃないかと思います。
感情は記憶をするための橋渡し
ぴょいんは特にそうなんですが、
『楽しい』や『好き』とか、感情を利用して物事を認識するタイプの人が結構いると思っています。
そしてどちらかと言うと、プラスの感情よりも、マイナスの感情の方が頭に引っかかりやすい・・・(;= =)
なんだかツライことではありますが、『記憶に残りやすい』という点だけ見れば、もはや利点と言えるのではないでしょうか。
大好きだからこそ上達しまくれる人もいれば、大嫌いだからこそ覚えちゃう人もいる。
それは人それぞれの性質なので、もういっそその性質を利用して大嫌いなもののハカセになってしまえばいいのです。
それがつまり『昇華する』っていうことなんでしょうか(笑
苦手は武器になる!というお話をさせていただきましたが、
『嫌いなものこそ描かなければいけないの?』ということではありません。
自分の好きなものを描きまくるのが一番だとぴょいんは思っています。
でも『描けるようになりたいのに嫌い!』ということがあれば、むしろチャンスなのかもしれません。
嫌いなものを描くのにチャレンジすることは、苦手も克服できちゃうし、画力もレベルアップできちゃうし良いことづくめです!
ぴょいんも『これ描きたくないぃぃ』とアレルギー反応を感じたら、
あえて描いてみて記憶に焼きつけてものにしてやりたいと思います。
そっか、ぴょいんは本当は、建物も機械も描くのが大好きだったんd・・・・・・

やっぱりキライだーーー!!(絶叫
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読んでいただき、ありがとうございました!