せのあにと2号

せのあにと2号ザリガニ

お久しぶりになります。せのあにです。
先日、突然の報告から急なお休みをいただきました。

↓先日のお知らせツイート

せのあにと一緒に暮らしていた『ザリガニの2号』が亡くなり
同時に『新しいザリちゃんのお迎え』もしていたので
色々な準備に気持ちの整理に、まとめるのが遅くなってしまって申し訳ありません。

2号に何が起こったのか、
振り返ってゆっくり書き出していこうと思います。

『2号』とは?

最近せのあにを知っていただいた方への説明ですが、
『2号』とは、せのあにと1年前から一緒に暮らしていたザリガニ(オス)です。

『2号』とはどんなザリガニ?
  • とにかく元気で丈夫で、人懐こいザリガニ
  • 人の気持ちが伝わっているような気がする子

せのあににとって初めてのザリガニ飼育なので、大げさにそう感じただけかもしれないのですが…

家族の一員であり、大切なザリガニでした。

2号とお別れまでの話

2号の話は主にツイッターで発信していました。

しかし、2号の様子を全てリアルタイムで記録できていた訳でもなかったので、
日頃から見てくれていた方々には、本当に突然のことに見えてしまったのではないかと思います。

なのでまずは、分かりやすいように経緯を一覧にまとめてみました。

6月始め2号がなんだかしょんぼりしている
→2号にお友達(お嫁さん)を連れてくる計画を
立てる
6月中旬2号の初めてのお友達ザリガニ『サーモンちゃん』がやってくる。
しかし1週間とたたず、サモちゃんが亡くなってしまう
7月上旬サモちゃんがいなくなるのと同時に、2号はより一層元気がなくなってしまう
7月中旬サモちゃんの一件があり停滞していたものの、
とある出来事をきっかけに『2号のお友達計画』が再始動する
7月25日2号のお友達を迎えた当日、突然2号が亡くなる

2号の初めてのお友達『サモちゃん』のお話はこちらになります↓

サモちゃん
ザリガニの『サーモン』ちゃんがせのあにハウスにやってきて、亡くなるまでのお話です。

起こった出来事はこのような流れでした。

サモちゃんが居なくなってしまうまでの話は上の記事に書いてありますので、
その後に起こったことを振り返っていきたいと思います。

サモちゃんがいなくなってから

2号はサモちゃんが来てから、とても活き活きとしていましたが…
その反動か、サモちゃんが居なくなってしまってから、目に見えて元気がなくなっていきました。

サモちゃんが居なくなってからの2号の行動
  • サモちゃんが居た場所から動かない
  • サモちゃんを探し続ける
    (掘ったこともないような場所を掘り返したり)
  • しばらくしてサモちゃん探しは落ち着いたものの、食欲が激減する

しんみりな雰囲気が続くのもな…と、ツイッターなどでは2号の明るい姿ばかり載せていましたが
2号が元気がないことは、せのあにもずっと感じていました。

とあるメッセージを頂く

サモちゃんの死を繰り返したくない。

そんな思いもあり、
新しいザリちゃんを迎える話は、一旦放置状態になっていたのですが…

少し経ってから、2号の事に関してとあるメッセージを頂きました。
内容を要約させていただくと、

  • 「サモちゃんの事は、大変残念でしたが、2号が幸せになることを願っています」


というような内容でした。

そのメッセージを見て、せのあには
自分達が『自身の守りに入ってしまっている』ことに気付きました。

2号の問題は、まだ何も解決していないのに。

また失敗してしまうかもしれない、と恐れて何もしないままでは
2号の寂しさも、サモちゃんの死さえも報われないんじゃないか。

犠牲を増やしたくない、という思いにばかり目が行っていたけど
沢山学んで、用意して、同じ過ちを繰り返さないように対策できれば
2号も、新しくやってくるザリちゃんだって、幸せにしてあげられるかもしれない。

そんな風に思い、もう一度『2号のお友達計画』を考えてみることにしました。

2号のお友達計画 再始動

計画をもう一度練り直し始めた時、ぶーぶーが思いつきました。

  • 「1年前みたいに、3匹のザリちゃんを迎えよう」

ぴょいんも、それはすごく良い案だと思いました。

3匹のザリガニを迎えたい理由
  • 迎えるザリちゃん1匹に『友達』やら『お嫁さん』やらの役目を負わせるのも気が引けていた
  • 初心に戻って(?)3匹のザリちゃんを新しく迎えて、それぞれ普通に飼育し、
    たまに2号と遊んでくれれば』というスタイルが自然で良いと思った

元々、『繁殖のために』と女の子ザリガニを迎えるのも、なんだかなぁと思っていたし
それなら、1年前の2号達と同じように3匹のザリちゃんを迎えて
それぞれのんびり暮らしてもらいながら、たまに2号と会って、親しくなる子がいれば繁殖も考える(結果的に繁殖できなくてもそれはそれで良し)という感じがいいな、と思ったのです。

せのあには2号のベイビーが欲しかったですが、そこは成り行きに任せることに。

三姉妹がやってくる

3匹のザリちゃんを迎えるために念入りに準備していた水槽

3匹の大人のメスザリガニを迎えるにあたって、
サモちゃんが亡くなってしまった時に思った事(内容は『サモちゃん〈生物を飼うこと〉』に記載)もあり、
外へ捕まえに行くでも、通販で買うでもなく『餌用ザリガニを店頭へ買いに行く』ことに決めました。

しかし、近所のペットショップや熱帯魚屋さんにもう一度行ってみても、
ザリガニはいない上に入荷の予定も当分無いとのことでした。

諦めずネットで探していたら、
だいぶ遠いけど同県内にとしてザリガニを扱っている熱帯魚屋さんを発見。
お店のホームページもすごくきれいで見やすくて、しっかりしてる所なんだろうな~と期待しつつ…

運転が苦手なアニマルも覚悟を決めて、お店へ行ってみることに。
それが2号が亡くなる当日、7月25日のことでした。

『餌』の扱い

車で2時間かけて、なんとかお店に着くと、
想像していたよりすごく小さなお店でした。

お店の店員さんは、店主らしきおじさん一人のみで
ザリガニの大人のメスを3匹欲しいんですけど…」とせのあにが言うと、
メスを3匹?珍しいお客さんだね~」と気さくに笑って案内してくれました。

お店の裏(外)にザリガニ専用の生けすがあり、
おじさんは手を突っ込むやいなや、

なんと用意していたケースに、ザリガニを叩き入れました。
店員のおじさんは、『悪い人』なんかには全然見えなかったけど、
ザリガニの扱いはまさに『餌』の扱いでした。

とにかく雑に掴んでは、素早くケースに投げ入れて…。
あっ、こっちの方が大きいな、交換する?」なんて言われたりもして、いやいやと断って。

さらにはなんと、熱帯魚用みたいな空気でパンパンの袋じゃなく、
玉ねぎやミカンを入れるような赤いネットに入れられ…
袋に入れて下さいと言っても、「ハサミで袋やぶいちゃうからなぁ」と袋に入れてくれませんでした。
せめて少しでも水を入れてほしくて、
保温用に持ってきていたクーラーボックスに直接水をそそいでもらって
その中に3匹のザリちゃんを放し、連れ帰ることにしました。

とにかく早く帰って、ザリちゃんのケアをしないと…」という考えで頭がいっぱいで、
せのあには急いで車を走らせるのでした。

  • ここではざっと流れを説明しているので、省いている所も多いため、
    詳しい話を読んでみたい方は下の記事をお読みください。

2号の最期

三姉妹を連れて、急いで家に帰ると、
いつも通りの2号がそこに居ました。

三姉妹も早く安定した環境に置いてあげないとだし、
「2号、お友達きたよ~」なんて言いながら、目の前で水合わせなど準備をしていた時の事でした。

なぜか突然、2号がコテン…と横になりました。

その時の写真。

「えっ、2号、寝ちゃった(笑」とまだ状況が掴めず、笑うぴょいん。
「もしかして、このタイミングで脱皮…?」とぶーぶーも苦笑い。

しばらく尻尾やお腹の方の足もパタパタと動かしていましたが、
徐々にそのまま、動かなくなっていきました。

※2号と三姉妹ザリちゃんを会わせたりなどは一切していません

2号なにしてるんだろう?と思いつつも、一応注意して見守っていたので
ちょっとおかしいなと、体調不良時にやるエアレーション等を施していましたが、
そのまま回復することはありませんでした。

↓最後に水槽のお掃除した時の写真(7月23日、亡くなる2日前)

食欲は激減していたので、どことなく元気が無いようには見えてけど
普通に歩いたり登ったりで、まさか死んでしまうなんて思いもよらなくて…

あんまりに、突然の、実感のないお別れでした。

三姉妹のその後

2号のその後の話をする前に、三姉妹の話を挟みます。

2号の看病と同時に、三姉妹の準備も進めていました。

↓直接水とザリガニを入れてもらったクーラーボックス

水合わせが終わった後、用意していた3つの水槽に、それぞれ入ってもらいました。

この3匹のザリちゃんは『サーモン三姉妹』と呼んでいます。

なぜかというと、名前はもう先に決めていて…

サーモンの主要生産国から名付けているからです。

長くなりそうなので、サーモン三姉妹のお話も別記事にて書かせていただきます。

結果だけ書いてしまうと、
最初に叩きつけられたノルウェーちゃんは、家に来た時からもうずっと這うように歩いていて、
ご飯もあまり食べず、数日後に亡くなってしまいました。

続いてカナダちゃんも、ご飯は結構食べてくれたものの
とても警戒心の強い子で、環境変化のストレスが強すぎたのか、しばらくして亡くなってしまいました。

三姉妹ザリちゃんの現在は、チリちゃんだけが残り、静かに暮らしている状態です。

この件から学んだこと
  • 大人ザリガニを迎え入れるのは思っていたより簡単ではない
  • 遠くのお店や生息地から、家まで運ぶのもおススメできない
  • 生餌として売られている個体を飼育するために購入する場合は、
    前もって大切に扱って欲しいと伝える方が良い

三姉妹にも、本当に悪いことをしてしまいました。
せめてチリちゃんには、せのあにが出来る最大限のことを尽くしてあげたいと思います…。

2号のその後

またお友達が出来たら、元気になってくれるのではないかと思って…

まさか突然お別れが来るなんて、想像もしてなかったので
まだ何も準備できていませんでした。

数十時間以上、動かなくなって、水から引きあげた2号。

実は2号は、埋葬ではなく
樹脂標本』にすることだけは、前から決めていました。

樹脂標本にすることは、かねてからのぶーぶーの願いでした。
きれいに保存して、毎晩枕元に置いて一緒に寝るんだそうです((

水の中で放置していても、どんどん腐敗していってしまうので
ひとまず水からあげて、よく水分をふき取り、冷蔵庫のチルド室で保存しつつ
大急ぎで材料を取り寄せました。

樹脂標本の前に

せのあには樹脂標本も初めての上、
ネットで調べても『水中生物の樹脂標本作成方法』について、
確立された情報を見つけることができなかったので
手探りでやっていく予定です。

ただ、同じく水中生物の樹脂標本に挑戦した人のレポなどが結構あるので、
それを参考にしながら自分達でも手を加えつつ、制作していきます。

せのあに流 樹脂標本の制作手順(予定)
  1. 腐敗防止の為、ドライフラワー用乾燥剤+冷凍庫で完全に乾燥させる(1年間)
  2. 月に1回、乾燥剤の交換
  3. 1年後、樹脂(レジン)で流し固める
  • 詳しい制作工程は後日、別の記事で掲載予定です。
    ここでは軽い流れを書かせていただきます。
アマゾンの速達で翌日届いた乾燥剤と発泡スチロール

チルド室で休んでもらっていた2号は、いたみ?などもなく、
水槽から出した時と変わりありませんでした。

発泡スチロールの板をケースの底に合う大きさに切り、
ピンで固定していきます。

形を整えながら、体の外側に沿って位置を固定していく

ぶーぶーが、ずっと2号に話かけながら、丁寧に1つ1つさしてくれていました。

ピンで固定終了

※ピンが沢山で痛々しく見えるかもしれませんが、体には刺していないのでご安心ください

そしてドライフラワー用乾燥剤を、慎重に流し込んでいきます。

(細かい砂がすごく舞うので、マスク必須)

1ヶ月後に砂を交換するまで、ゆっくりおやすみ、2号。

この上からラップで何重にもフタをします。

上から圧力がかからないよう、発泡スチロールをフタ代わりにして
ついでに2号の絵を描いておきました((

←ぶーぶー作 ぴょいん作→

ケースとフタを一緒にチャック付きの袋に入れて、冷凍庫へ。

冷凍庫を開けるたびに2号に会える感じがするのは嬉しい

しばしのお別れです。

1ヶ月後、乾燥剤交換

また2号に合える日を心待ちにして、ようやく1ヶ月後。

体は大丈夫か、腐ってしまっていないか、
うまくいっているか不安が多々ありました。

まずは砂を捨てなきゃいけないのですが、
そういえば砂の捨て方をあまり考えていなかったせのあに…←

でも底板を押さえながら傾けたら、なんとか除去できました。

1ヶ月ぶりの2号とご対面

だいたいの砂を除き終わると、こんな感じでした。

乾燥剤 1ヶ月後の変化
  • 少し赤みがかった & 黒さも増した
  • 腐敗・破損個所も無し
  • 目がすこししぼんでいた

変化はこれぐらいで、全然気にならないレベルの劣化かなと思います。

新しい乾燥剤を投入

この調子で、1年間大切に保管したいと思います。

また1か月後会えるのが楽しみです。

  • ・なぜ1年間なのか
    ・これから1ヶ月ごとの経過 
    などは別記事で詳しく書かせて頂きますので、公開までしばらくお待ちください。

第二世代へ

ぜんぶで4匹、楽しく暮らしていくはずが
2号・ノルウェーちゃん・カナダちゃんの3匹がなくなってしまい
チリちゃん1匹だけになってしまいました。

清掃後、しばらく空けていた2号の水槽は
せっかくなので、チリちゃんに入ってもらうことに。

メイン水槽に移動したチリちゃん

念入りに用意していた3つの水槽は、ぽっかり空いてしまいました。

これからのザリガニ飼育について

空になった水槽を眺めながら、考えていました。
せのあには、今後もやはりザリガニと一緒に暮らしていきたいです。

けれど、元居た環境から攫ってくるのもあまり良いと思えず、
そう思って通販で購入したもののそれも良いものではなく、
餌用の子ならと今回挑んでみた結果、扱いや距離など物理的な要因の不合によって、やっぱり良いものではありませんでした。

それに、よく『ペットショップで買う人がいるから売る人が絶えない』という考えを見かける通り、
自分達がお店に買い求めるから、言ってしまえば『ずさんな環境』に囚われるザリちゃんが増えてしまうのではないか、と…
餌用の子こそ、その身を思えば、買わない方がいいのかもな…などと思ってしまいました。

せめてより良い環境にしてあげたい

そうなると、自分達は今後、どうやってザリガニと出逢えばいいんだろう。
(そんなの気にせずどこでも連れて来ちゃえばいいじゃないか、と思われる人もいるかもしれませんが、せのあにはどうしてもその経緯が気になってしまうので、まどろっこしかったらごめんなさい。)
そう考えていると、遠くから連れてくるのはもう論外で
やはり、近くの環境に探しにいくしかない。

そこで思いついたのが、『近所の汚染された溝で探す』ということでした。
せのあにハウスの周辺には、住居がたくさんあって
その横にあるドブのほとんどは、いつも洗剤が流れ出て泡立っている『汚いドブ』です。
そこでもし見つけることができれば、
お互いに利のある形で、一緒に暮らしていけるのではないかと思ったのです。

2号の故郷へ

そう考えた時に、結局思い当たった場所は『2号の故郷』でした。

2号と出逢った場所である溝は、左に畑、右に集合住宅、奥に線路という感じで
『きれいで住みやすそうな場所』ではありませんでした。
けれど一度、畑の方で重機がたくさん入る工事があって
ザリガニやメダカ、生き物がまるっきりいなくなってしまっていました。

希望があるわけではないけど、家から数分の距離なのでなんとなく、せのあにが見にいってみると…

なんと、メダカが泳いでいました。
もしかして…と探してみると、小さなザリガニも!
(大人ザリガニは見当たらず、小さなザリガニがちらほら居るだけでした。)
あの工事の後、生き延びた個体がいたのか、または別の場所から水路を伝ってやってきたのか…
理由はよくわかりませんが、思わず感動してしまいました。

小さい子は、生き残りをかけたサバイバルの中で、ほとんどが命を落とすと言われているのもあり
せのあには、空いた3つの水槽にまた3匹のザリちゃんを迎えることに決めました。

2号が教えてくれたことを活かして、今度はきっと3匹元気に
幸せにしてあげられるよう、尽くしていきたいと思います。

ザリガニを迎え入れるせのあにのルール
  • 近場で出逢える(帰路に時間がかからないこと)
  • 汚染されていたり住みにくい環境であること
  • 子供であること
    (大人になれた子はその場所で生きるのに適している可能性が高いため)

ザリガニの寿命は、5年ほどと言われています。

せのあにが今後、何世代かに渡ってザリガニを迎え入れる時は、
上に書いたような条件をマイルールとしていこうかなと思っています。

  • 新たな子ザリちゃん3匹『第二世代』を迎える話も後日公開しますので、しばらくお待ちください。

チリちゃん、まさかの…

2号の話ではないですが、こちらでついでにご報告です。

7月25日に2号が亡くなり、三姉妹がやってきて、
チリちゃんだけが残ってから早1ヶ月…。

8月25日は、乾燥剤交換のため2号に久しぶりに会えるので、ずっと楽しみにしていました。

しかし25日の早朝、もう一つとんでもない事が起こりました…

なんと三姉妹のチリちゃん、突然の産卵!

※もう一度言いますが、2号と会わせたりはしていません

これはどういうことかというと…
実はザリガニの繁殖は、タイムラグがあるらしく
交尾から早くて数週間~1ヶ月、長いと6か月~1年後に卵を産むなんてこともあるようです。

ということは、チリちゃんは売られていたお店にいる時に交尾が済んでいて、
せのあにハウスに来て1ヶ月経ち、落ち着いてきたので産卵…ということなのではないかと思います。


悲しいこと続きだったけど、思いもよらぬ贈りものに
ゲンキンながら嬉しくなってしまいました。

チリちゃんは大切そうに卵を抱えて、毎日ゆさゆさと揺らして子供達に酸素を届けてあげています。
せのあにも精一杯支えてあげられたらなと、色々準備を進めています。

  • 『チリちゃんとサーモンベイビーズ』のお話も、別記事にて執筆予定です。

余談:歴代のザリちゃんたち

余談ですが、今までのザリちゃんたちの写真などを別の棚にまとめました。

せのあにの大切なもの棚

今まで無かった初代1号と3号の写真も加えて、
カナダちゃんとノルウェーちゃんも加わり(喜ばしいことではないけど)
2号はちょっと写真が多すぎたので、ガンダムコーナーに間借りしちゃっていますが((

2号が使っていたビッグ土管も一緒に

お供えも今までの『サモちゃん専用小皿』から、木の大きな一枚皿に変えたので
ザリちゃん皆で、一緒にわいわい食べれるようになったんじゃないかな…と勝手に想像しています。

額縁でザリガニの写真を飾ろう

余談の余談ですが…

A4サイズの額縁にかざった2号の写真

大きい額縁に写真を飾ったらものすごく良かったので、おススメです((

せのあにと2号

最後に、もう一度2号のことについて振り返りと、
せのあにの私的な想いを書かせていただきたいと思います。

2号が亡くなってしまった理由(考察)

2号の死は、タイミングが妙なこともあって
『やっぱりサモちゃんが原因なのかな』なんて思ってしまいますが
他にも物理的な理由を考えれば、いくつか浮かびます。

2号の突然死の原因考察
  • 食欲低下(低下した原因は『病気』や
    『目視できなかった外傷』という可能性も)
  • 水質の悪化・気候の影響による温度変化・酸素不足
  • ザリガニは肥満になるらしいので、
    肥満だった or 餌の栄養バランスが悪かった 等々

可能性をあげればキリがないですが、改めて環境を見直す余地がありそうです。

  • 実は2号には他にも、少し気になる点があったので
    その他の詳しい話をまた別記事で書かせていただく予定です。

改めてザリガニについて学ぶ

以前、ザリガニ飼育の参考書を購入しました。

上のツイートでも言っているように、
何かを学ぶならやっぱり書籍だな…と痛感したせのあに。

最近は図書館に通って、色んな本を借りて勉強しています。

最寄の図書館にあったザリガニの本

しばらくザリガニの本を読んでいて気付いたんですが、
書籍はものすごい量の知識が詰まっているけど、なかなかザリガニ飼育の実践的な(?)内容は見かけません。
(生態を知る貴重なデータが多いので参考にはなりますが)

なので書籍だけじゃなく、やっぱりネット検索で出てくる情報や、
特に動画は参考になるものが多いので、併せて取り入れていくべきだなと思いました。

たくさんを知って、2号やこの先一緒に生活していくザリちゃん達の声が聴けるようになりたいと思います。

せのあにが感じたこと

ここまで、起こったことの流れをメインに書かせていただいたので
最後にせのあにの私的な想いを書かせて頂きます。

現実逃避

2号がいなくなってしばらくの間は、まるで実感もなく
受け入れることが出来ていないのか、せのあにの2匹は「2号はまだ生きてる」など言い張っていました((
とても信じられなくて、しばらく悲しさを感じることもできませんでした。

いつもみたいに、お昼は土管の中ですーすー寝ていて、
夜になるとのそのそ出てきて、散歩したり、
ご飯~と大きなハサミを振ってきて、一緒に胸肉を食べる。

振り向くと、そんな2号がいつでもそこに居る気がして仕方がない
最期だって「それじゃ、おやすみ~」とでもいう感じにコテンと横になって…

それに、どうして25日(ニゴー)なんだろうと苦笑してしまいます。
2号とのお別れも、チリちゃんの新しい命の日まで。
2号もしかして狙ってる?と、タイミングの良さに不思議な縁というか、何か特別な力を、信じたくなってしまう。

帰りを待ってたみたいに

そんな都合のいい美談にしてはいけないのかもしれない。
きっと他に色々原因がある。
そう考えなければと思いつつも、やっぱり2号の死に特別なものを感じずにはいられませんでした。
まるでせのあにの帰りを待っていたみたいに、横になった2号。
もしくは交代するみたいに、新しい子がやってきたのを見届けたかのようだった2号。
あるいはもしかしたら、三姉妹じゃなくサモちゃんを択んだみたいに、息を引き取った2号…。

タイミングがタイミングなだけに、そんなことを感じてしまいました。
人の頭で思いつくようなストーリー通りに、ザリガニの行動を当てはめて考えても、見当違い・都合がよすぎるよな、とは思うのですが…

居なくなったサモちゃんを探して、ずっと探して、
どこにもいないとわかって、落ち込んでしまったように見えた2号。
せのあにだって、ぶーぶーとぴょいん、どちらかが居なくなったら、代わりなんて誰もいないから。

実感

朝起きて、2号におはよう。
家を出る前に、2号に行ってきます。
仕事から帰ってきて、2号にただいま。
夕飯一緒にご飯を食べて、寝る前に2号におやすみ。

無意識の内に、2号は生活の中に溶け込んでいたんだということが、日を重ねるごとにわかってきて
2号が本当に『いなく』なったんだと、実感に変わっていき
ようやく涙が出て、干からびるほど泣きました。

今思うと、異様な光景ですよね…((
だいの大人がザリガニのために、何日も号泣していました。
やっぱり『ザリガニは子供が軽く飼育練習に扱う生物』だという印象が根強くあるから、それを考えると(苦笑
でもそれほどに、ザリガニって魅力的な生き物なんです。

ザリガニが『うつ』になる?

2号に感じた寂しさや落ち込みも、せのあにの都合のいい思い込みかもしれない。
そう考え改善して
いかなければと、色々と調べていた時、こんな情報を見つけてしまいました。

ザリガニのうつ(サイト『ザリガニとゆかいな生活』様の記事)

要点を抜粋させていただくと、

  • ザリガニは『鬱』のような状態になることがある
  • 人が使用する抗うつ薬を与えると
    活動が積極的になるという実験結果もある

この情報を見て、
やっぱり2号に感じていた、感情の変化や、心が通じているような感覚は
もしかしたら実在していたのかもしれない…と
人間ほどではないにしても、もしかしたら犬や猫に近い感性がある可能性も捨てきれないなと思いました。

2号へ

たくさんの幸せや喜び、悲しみすらも、とても大切なものをいっぱいくれた2号へ、
せのあにが返せることといったら何だろう。

ぶーぶーが大切にしている筋トレ、
ぴょいんが大切にしているお絵描き、ゲームなども
それらの活動が与えてくれたくれたものへ返すには『極める』ことが恩返しになるんじゃないかと

かつてぶーぶーが言っていました。

2号への感謝を返せるとしたら、やはり『ザリガニという存在に触れ続けること』だと思うのです。

自分達なんて存在は、世界に対してちっぽけなものだと思うけど
自分達も含め、その存在一つ一つが、ザリガニという存在と関わる事をやめてしまったら
その存在は徐々に失われていくような気がする。
だから例え『失敗』したとしても、改善してより良くなるように努めること
そうすればもしかしたら、多くの人がザリガニを好きになってくれたり、大切にしてくれてザリガニも喜んでくれるかもしれない。

そんな風に思うので、せのあには、ザリガニ飼育をこれからも続けていけたらと思っています。

2号へ。

この1年間、たくさんの幸せをありがとう。

至らなかったことや、まだしてあげられることがいっぱいあっただろうという
後悔や謝りたい気持ちもあるけれど、
それでも感謝が勝ります。

この先もずっと2号を思い出しては、大切な思い出が
私達にエネルギーを与え続けてくれるのだと思います。

2号のこと、ずっと忘れません。
そして2号へ貰ったものを返せる人間に
なれるよう成長していけたらと思います。

1号、3号、サモちゃん、ノルちゃん、カナちゃんと一緒に
ゆっくり休んで待っていてください。

おわりに

大変長くなってしまってすみません。
もしも読んでくれた人がいたら、ありがとうございます。
色々と新展開?も詰め込まれ過ぎてて、かえって混乱させてしまったかもしれませんね((

今後もせのあにはザリガニと暮らし、発信していくと思いますが、
タイトルやTwitterでのハッシュタグなども、
原点である『せのあにと2号』という題名のまま発信していきたいと思っています。

このブログの方でも、ザリガニについての情報を書いていくことに決めたので、
もし興味がありましたら、今後のザリ記事も覗いてみてもらえると嬉しく思います。

以上、2号のことについてのご報告でした。
改めて読んでいただき、本当にありがとうございました。

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