100均の色鉛筆の描き心地は…?〈セレビィ描いてみた〉

100均の色鉛筆 箱お絵かき
ぴょいん
ぴょいん

こんにちは。うさぎの ぴょいんです!

最近、ネットで神々の絵を見漁っては、ニマニマしていたぴょいん(←

その中で、とてつもなくキレイな色鉛筆画をいくつか見かけました。

ぴょいん
ぴょいん

まるでコピックで塗ってるみたい!

あんなムラのない絵を、色鉛筆でどうやって描くんだろう…

というか、どんな色鉛筆を使ってるんだろう?

と気になったビンボーな焦げ兎は、
とりあえず100均で入手できる色鉛筆で、試しに絵を描いてみることにしました((

100均の色鉛筆で試し描き【使用画材】

さっそく最寄りの100均で、色鉛筆と画用紙を買ってきました!

100均の色鉛筆と画用紙

A4サイズの画用紙と、
『ツイン色鉛筆』という、小学校の時に使っていた『赤青えんぴつ』のような色鉛筆を選びました。

なんでツインなのかというと、普通の長いサイズの色鉛筆がなかなか無く、
『20色でツイン』か、『缶入りで12色の短い色鉛筆(子供用)』ぐらいしか売っていなかったのです。
短い鉛筆は手が疲れそうだったので、ツインにしてみました(;^v^)
ぶーぶー
ぶーぶー

ツイン色鉛筆は、20色もあるし
1本で2色分がすぐに塗れて、お得な感じがするブゥ。

100均の色鉛筆 箱裏

ツイン色鉛筆の箱の裏

箱から出してみると、こんな感じです。

100均の色鉛筆 中

さっそく削って、画用紙に試し塗りしてみました!

100均の色鉛筆 試し塗り

左側は、右側は緑3色

ケース裏の見本色や、色鉛筆本体の色とは
やっぱり若干の色ズレはありますね(;^ω^)

100均の色鉛筆の描き心地

試し塗りした時の感じでは、
結構カタめ(?)で、力を込めて塗ればやっと色がハッキリ出る感じでした。

描き心地を知るために、とりあえず
ぴょいんが好きなポケモン『セレビィ』を描いてみることにしました(笑

100均の色鉛筆セレビィ1

セレビィの大体の位置

黒の鉛筆で下描きすると、色を塗った時に汚くなりそうだなぁと思ったので
うす~い黄緑などで、下描きを始めました。

下書きは色鉛筆じゃないほうがいい?
色鉛筆で下描きをすると、
描き間違えてしまった時に消しゴムで消しにくい上に跡が残りやすいので

鉛筆で下描きや線画をしたほうが良いかもしれません。
ですが、塗った後に下描きを消すのは難しい
鉛筆で清書すると、色塗りをしたときに黒くにじんでくるので

鉛筆以外のペンで線を清書してから塗るのが、一番きれいに仕上がるかもしれません(*= =)

ペン入れをする予定はなかったので、今回は下書きを色鉛筆でやってみました。

セレビィのカオ塗りこみ

黄緑のうすい線を頼りに、塗りこんでいきます。

100均の色鉛筆セレビィ2

もうすでに羽を失敗していて、なえている←

色鉛筆画のプロいわく、
弱い力でずっと塗り重ねていると、ムラ無く塗れる』らしいので

力を込めずに、画用紙を掘らないイメージで塗る練習を…。

100均の色鉛筆セレビィ3

目の位置が決まった

100均の色鉛筆セレビィ4

頭のアウトラインも決まってきた

しかし、弱い力で塗り重ねているつもりなんですが…

100均の色鉛筆セレビィ5

角度を変えてみると、もう既にテッカテカです((

ぴょいん
ぴょいん

薄い色だから分かりにくいけど、照らして紙の様子を見るに

ムラなく塗るのはきびしそう((

薄い青で下塗り(位置取り)した目のフチを、黒で仕上げてみることに。

100均の色鉛筆セレビィ6

すでに色を塗ってしまっているから、濃い色はきわだってムラになり、非常に塗りにくいです。

下塗りはやめたほうがいい?
位置取りも兼ねて、よく考えずに『まずは下塗り』と黄緑を全体に塗ってしまいましたが、
1度塗った上から別の色を塗ろうとしたら、色鉛筆がツルツルすべって(?)すごく塗りにくかったです。
安価な色鉛筆で『混色』はあまり期待せず、この色にすると決めて塗っていくのが良さそうです(;’v’)

ムラがあまりにも汚いので、
もはや強行突破じゃ~!と、力を込めて塗ったら、少しマシになりました(テカリは増した

100均の色鉛筆セレビィ7

そして左側の目は、運よく下塗りをしていなかったので←
黒で直接塗ってみることにしました。

100均の色鉛筆セレビィ8

あ、めっちゃ塗りやすい

一瞬で、あまりムラのない、きれいな黒で塗れました((

安価な色鉛筆では、混色をしないことをオススメします(*;= =)


混色をオススメしないと言いつつ、ほっぺにちょっと赤色をいれてみました←

100均の色鉛筆セレビィ9

ポッ(*´д`)

これぐらいの混色は大丈夫みたいです。

そしてアタマを塗りこんで…

100均の色鉛筆セレビィ10

ちょっと頭の先が色が薄い気もするけど、
もうテッカテカのツルツルで、重ね塗りが厳しすぎたので、今回はこのぐらいで切り上げました((

セレビィの体描き込み

カオの時点で、下塗りをしたことが大失敗だと思い知り
体はもうさっくり、アウトラインを取って、濃い緑でサッと仕上げました(*;= =)

100均の色鉛筆セレビィ11

足とか濃さが足りなすぎるけど、濃い緑が全然乗らなくて、もう疲れたよパトラッシュ…。

羽も、失敗線を隠すべく
弱~~い力で薄い水色を置いてみましたが、
より汚くなったのでガンナエです←

羽があまりにも汚いので、もうどうにでもなれ!と
試しに消しゴムをかけてみたら…

100均の色鉛筆セレビィ12

あ、良い感じに薄くなった

色鉛筆は消しゴム全然とおらないと思ってたら、
案外消せて、良い感じの羽になりました(*´д`)←

ワニさん
ワニさん

なにごとも、まずは試してみるワニ!

セレビィ完成!

そんなこんなで、試し描きセレビィが完成しました!

100均の色鉛筆セレビィ13

よく見かける『色鉛筆並べて写真撮るやつ』やってみt←

色の濃い部分(深緑の体)のムラがすごい…( ˘ω˘ )

でも、それでこそ『アナログ』って感じもして、色鉛筆の良い所なのかなーとも思ったり((

とりあえず、ネットで見かける『ムラが一切無い色鉛筆画』を
100均の色鉛筆で描くのはベリィハードということがわかりました!←(技術不足なだけかもしれない

100均の色鉛筆セレビィ14

角度を変えてみると、相変わらずどこもテッカテカ。

100均の色鉛筆セレビィ15

でもまあ、セレビィちゃんがかわいいので、おーるおっけーですね٩(*´д`)و(えぇ…

100均の色鉛筆の使用感まとめ
  1. 弱い力で塗り続けてもムラは消えにくい
  2. 弱い力で塗り続けてもテカる
  3. 重ね塗り(混色)はしづらく、粉吹く
    →下塗りはせず、色を決めて1発塗りがよい

色鉛筆ってなにでできてる?

そもそも、色鉛筆って何でできてるの?といいますと…

顔料 + ワックスや蝋(ロウ)
顔料とは、簡単に説明すると『色の原料を細かく砕いた粉』。

顔料(色の粉)を溶かしたロウなどに混ぜて、固めたものが色鉛筆の芯となり
そのカタマリを紙にこすりつけることによって、『色の粉ロウ』が紙の上に付着して線となる、というイメージです。

一般的な色鉛筆は、この『顔料とロウ等』で作られている油性のもので、
他にも水彩色鉛筆という水性のものもあります。
キリンさん
キリンさん

ロウソクで紙におえかきしてると思えば、

塗りムラができやすいのも納得だネ。

おまけ:昔描いた色鉛筆画

描いてから思い出したのですが、ぴょいんは昔こんな色鉛筆画を描いていました。

昔の色鉛筆画 ヤママユガ

10年ぐらい前に描いた色鉛筆画のヤママユガ

そういえばこの絵は、塗りムラが少なかった気がします。

この時主に使っていた色鉛筆は『水彩色鉛筆』。

本来は、描いた後に水を付けた筆で上から塗ったりする色鉛筆ですが、
ぴょいんは水彩が大のニガテなので、普通に色鉛筆として使用していたのです←

一般の色鉛筆がロウをこすりつけるような感覚なのに比べて、
水彩色鉛筆は、例えると『絵具が細く固まったものをこすりつける』みたいな

クレヨンに近い塗り心地だったと思います。

もしかしたら、ネットでよく見る『ムラが一切無い色鉛筆画』は、
水彩色鉛筆を使っているのかも…?と、安直な予測をたてた焦兎なのでした((

もしくは、顔料の配分量が違う、ちょっと高級な色鉛筆ならもっと描きやすいのかもしれません。

いずれもうちょっと値の張る色鉛筆を購入して、また実験してみたいと思います(*= =)

ぴょいん
ぴょいん

読んでいただき、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました